筑豊地区事例研究発表大会で発表しました!(豆知識もあります)

11月19日に飯塚市のコスモスコモンで開催された「筑豊地区事例研究発表大会」に参加してきました。

今回で3回目となる大会でしたが、回を重ねるたびに規模が大きくなっており、今回は約180名もの参加者が集まりました。

新多園からも運営にスッタフを派遣しており、大会の準備から協力してきました。

そして、今回は管理栄養士の鬼塚が事例発表を行いました!

発表テーマは 「一人一人に合った食支援」 です。

大勢の参加者を前にも堂々とした発表であり、参加者からも関心の声が聞かれておりました。

内容としては、新多園が昨年より取り組んできた食事形態の見直しと病院との連携についてです。
これまでの食事で課題となっていたのは「食事形態の名称」です。
食事形態を単に「刻み食」「ソフト食」等という名称で呼ぶことが多いですが、実はこれは施設や病院によってバラバラであり、統一された名称ではありません。
こうした課題に対し管理栄養士の鬼塚から発信した対応は、嚥下調整食学会分類に合わせたコード付けです。
学会分類というワードで難しくとらえがちですが、要は学会分類という世間的に統一された基準に従って、「うちの刻み食は学会分類でいうと4相当に分類される」という風にコード付けしました。
これにより、病院や他施設との食事面での情報共有がスムーズになり、ご利用者の食事面でのサポートが迅速に可能となります。
高齢者にとっての食事は生命維持に直結する部分であり、食事の充実こそが基盤にあると言っても過言ではありません。

  

興味のある方は下にPDFデータを貼りつけてますのでご覧ください。

一人一人に合った食支援(PDF)

また、事務長の園田も司会者として運営に携わっています。

筑豊地区の福祉業界を盛り上げていくために新多園も全力で協力していきます。

まずは目の前のご利用者の為に!

そして地域から愛される施設である為にこのような活動を通して頑張っていきます。